診断情報、入院診療計画
病気の診断状況
- 診断名: 悪性リンパ腫(マントル細胞リンパ腫) 白血球中のリンパ球が癌化した状態。悪性リンパ腫の中でも3%くらいとのこと。
- 診療科:血液内科
- PET検査:桜桃扁桃、左太腿付根リンパ節疑い
- 症状:咽頭腫脹 副鼻腔奥から扁桃腺にかけて通常より腫れる
- 本人自覚症状:片耳が聞こえにくい、鼻呼吸しにくいため夜中朝に口が乾く、などで発覚。リンパ節などには特にシコリなどは見当たらず
- 病期分類(ステージ):III期 上半身・下半身にそれぞれ一箇所
治療目的と方針
年齢が75歳以下で若いため体力的に可能な化学療法で大量の抗がん剤を投与後、自家抹消血幹細胞を移植する方法。
化学療法診療計画
- 化学療法のための入院
- 治療期間: [1コース28日間をセット]✖️6クール、各クール初日2日間に化学療法点滴治療、残りの日程は検査観察。2クール目からは外来治療も可能になるかも。1回目は2022/2/9~2,3週間
治療方法 BR療法
つまり化学療法
トレアキシン(抗がん剤)
リツキシマブ(分子標的薬)
予想される副作用
抗がん剤点滴後、特に24時間以内に下記症状
- 発熱
- 悪寒
- 吐き気
- 頭痛
- 痒み
- 発疹
- 咳
- 虚脱感
- アナフィラキシー
その後 その他下記症状
私の場合、上記太文字が副作用として発生、特にリツキシマブは強い薬で副作用も出やすく、点滴開始直後に胸焼け、寒気、吐気、倦怠感を感じ発熱38度近く、早速毛布をもう1枚もらう。体温、血圧脈拍は30分毎に看護士さんがチェックしにやってくる。
腎障害は血液検査により点滴後数日は数値が異常、1週間ほどで正常に戻る
脱力感、倦怠感を感じ、1週間ほどはだらだらしたい感じ
食欲は通常通りあり3食ちゃんと食べた
便秘や下痢も特になかった
自家抹消血幹細胞移植
大量の抗がん剤投与で破壊される造血能を担保する保険的な治療方法の考え方。
自分の正常な抹消血幹細胞を破壊される前に骨髄から採取しておき窒素冷凍保存して前述の6クールの治療が終わってから実施。入院は1ヶ月程度とのこと。
前処置としてMEAM療法 ※を採用。
※ サイメリン、エトポシド、キロサイド、メラファランの4剤を併用。移植手術時は1ヶ月程度の入院が必要。
入院中の食事と服用の制限
- 食事:通常3食、特に制限なし
- 薬: 下記3点 毎朝食後1錠ランソプラゾール(胃酸を抑え食道炎症を抑えるなど)、アシクロビル錠(感染ウィルスを抑え、水膨れ痛みを鎮める)、バクタ配合錠(菌による炎症、化膿、感染症をおさえる
まとめ
何と言ってもバイ菌と戦う白血球中のリンパ腫のため、コロナだけでなくちょっとしたウィルスや細菌、転倒による怪我などには入念に注意が必要、と叩き込まれた。
従って親族との接触や外出はNG
ただし症状によりけりで、実際私は不特定多数が来店する病院内のコンビニに毎日数回行っていたしその事は何も言われない。
化学療法点滴については担当ドクター曰く「身体には毒なんで」とのことだったが、この療法ができるのも70代前の若い(50代)からこそ、とのこと。
28日間✖️6クールとその後の自家抹消血幹細胞移植まで考えると治療完了まで9月末になる予定、その後は経過観察で定期通院検査。
化学療法点滴初日で「リツキシシマブ」は強い薬で副作用も出やすく、胸焼け寒気、吐気、倦怠感を感じた。
「トレキシン」は気になる副作用は無し。
昨日は雪が降り今日の外は空気が澄んでいそう。
昨日の雪が今朝まだ少し残ってた