"アっ" 思わず叫んだ 骨髄検査 今年3回
今年になって骨髄検査を3回実施したが検査方法で目的や痛みも違うので調べてみました。
4月 骨髄穿刺
7月 骨髄検査
8月 骨髄液検査
骨髄穿刺と骨髄生検
骨髄検査には"骨髄穿刺""骨髄生検"の2種類があるようです。
いずれも他の病気の有無を確認するために実施します。
私の場合今回の入院で強い抗がん剤で骨髄を破壊し自分の正常な血幹細胞を移植するので、感染リスクや他の病気有無の確認は非常に重要なテーマです。
検査法 検体 調べること
骨髄穿刺 骨髄液 骨髄細胞の形がおかしくないか。
骨髄細胞の「染色体」に異常がないか (染色体検査)。
骨髄生検 骨髄組織片 骨髄細胞の密度。
骨髄穿刺のしかた
「腸骨(ちょうこつ)」と呼ばれる腰の骨に針を刺して骨髄液を吸引します。腸骨から骨髄を採取できない場合は、やむを得ず、胸の「胸骨(きょうこつ)」から穿刺することもあります。
採取の時間自体は10分程度、30分程度で背中の針後が止血されたら帰宅。
骨髄液を吸い出す時に一瞬骨髄に重い痛みが走る感じ。
骨髄生検のしかた
骨髄穿刺よりもやや太い「生検針」を腸骨に刺して、骨髄組織片を採取します。
採取の時間自体は10分程度、30分程度で背中の針後が止血されたら帰宅。
腹ばいになって背中側で作業しているので具体的にどんな作業をしているかわからないが、呼吸の合図や”今から採取します”などの合図があるので何となくわかるが、組織片を採取する際にゴリゴリする感じが伝わり、骨髄穿刺の時より痛みが重く思わず”アッ”で叫んでしまったwww
今回の骨髄検査
脊髄の隙間を狙って骨髄から髄液を採取する目的とのことで入院初日早々に実施、ところがうまく採取ポイントが見つからずに4か所くらい×3回(表面麻酔、皮下麻酔、髄液採取注射)合計10回以上は注射を打たれた。麻酔のお蔭で痛みは和らぐものの、髄液採取の時には重い違和感がありました。
髄液採取の際にはお腹と膝がくっつくくらい丸まって骨髄の隙間が出来る様にします。スポーツや事故、ヘルニアなどの経験があると中々隙間を見つけづらく今回の私の様に何回もトライする事になるようです。
人生初 一日に20本以上の注射
実は先の骨髄検査の直後に、今回抗がん剤治療用のカテーテルを右上腕部に装着するためのトライを行ったが、こちらもエコーを使用しながら苦戦し結局この日は断念、こちらも10本以上の注射を打つことになり、1日で合計20本以上の注射、うんざりな入院初日でした。