Cancer Survivor

血液癌(マントル細胞リンパ腫)になった男の闘病や日常、趣味などを綴っています。

そもそも何故ガンだと分かったか2

違和感からガン診断まで6ヶ月

 

身体の違和感を感じて病院に通い始めてから約6ヶ月、耳鼻科病院や総合病院、鍼灸、カイロプラティックなど述べ5箇所を回ってようやく原因に辿り着きました

 

ガン診断までの経緯

 

近所の耳鼻科

2021年8月

1回目

気になる状況を伝えたが耳には異常や汚れナシ、耳と繋がっている鼻の悪さを疑い鼻スプレーを処方される

 

ちょうどこの頃、この歳で転職も決まり新天地に行く前に原因をクリアにしたかった

 

総合病院

2021年11月

1回目

未だ改善せずに毎日気になる耳の状況をクリアにしたいと今度は最寄りの総合病院へ。

地元の耳鼻科同様の診断をされちょっと不満

 

この時すでに新会社へ転職済みで勤務開始している。有給休暇もまだもらえないので通院できるのは原則土曜限定、になってしまう。

 

カイロプラティック

以前から通うクリニックにも何度か通院

もしかしてリンパの流れが悪くなって耳の不調になっているのでは、と自分の仮説は後になってまんざらかけ離れていない推理だった!

 

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鍼灸

鍼治療は若い時に野球部でピッチャーをやっていた時に通った以来

 

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そちらではいわゆる心拍数の微妙な変化を読み取り不調の原因を探り当て治療するという日本でも僅かな人数しかいない流派の先生だったが、耳の不調の根本原因は分からず

 

2021年12月

前回からの経過観測検査と新たに頭骨伝導による聴覚検査も実施

 

こちらの耳鼻科ではこれ以上の精密検査などが出来ないので、他病院への紹介状をいただく。実はその担当医もそこの病院(日本医大附属病院)からの出張医であるとのこと。

 

日本医大附属病院

2021年12月4日

当日の受付に間に合う様に紹介状を握りしめてその足でそのまま日本医大附属病院へ。

 

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RCP検査の様に鼻の穴から長い検査棒を強引に突っ込まれて組織採集。

ただしこれが痛いのなんのって。

 

生きてきた中での痛みとしては3本指に入る痛さだった。鼻腔のさらに耳の側の組織採集の為とはいえ、麻酔も脱脂綿に湿らせて鼻から突っ込んだだけ、麻酔は奥までは届かない。。

 

2021年12月7日

MRI検査 上部

人生はじめてのMRI検査

投影剤を点滴されたが全身が熱くなり焦った

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2021年12月18日

MRI検査 下部

 

2021年12月19日

CT SCAN

 

2021年12月21日

前回の鼻腔奥組織採集の検査結果が出る予定だったが、悪性も疑う必要ありで詳細検査データを得る為には細胞組織がもっとたくさん必要、とのこと。

 

またあの痛みが!と思ったら愕然と。。

この時の状況はまた別ブログで記載するけど、失神して気絶しました。

あれは2度とやりたくない

 

2021年12月28日

血液内科の先生から診断結果

マントル細胞性リンパ腫で悪性リンパ腫の一種、と言われた。正直病名を言われてもピンと来なかったので、ガンですか、と聞いたら白血病などの血液ガンの一種です、と言われ、それであぁガンなんだ、とようやく分かった

 

副鼻腔の奥、耳に近い方が悪性腫瘍により常人より膨張し副鼻腔を圧迫している為、本来耳垢など鼻〜口、喉を通って吐き出される液体がそのまま耳奥に滞留しそれが原因でプールに入った時の様にガサガサ水の音がしていた、ということ。

 

昔から鼻詰まり傾向で口呼吸をしイビキがうるさいのも、これで原因が繋がった

 

何はともあれもしかして若すぎる加齢現象が原因、とも思っていた耳の不調の原因が2021年中にクリアになってその点はスッキリしたのだった

 

 

以上が身体の違和感を覚えて通院を始めてから、幾つものクリニックをまたいでガン診断までたどり着いた、6ヶ月間でした。